
今回は、以下の内容について話します。
- 伊勢神宮がある場所は何県?
- 伊勢神宮はどこにあるの?
結論から言うと、「伊勢神宮がある場所は何県?」の答えは、三重県になります。三重県は、愛知県や奈良県のお隣の県ですね。ここまでなら、とっても簡単に答えることができます。
では次、「伊勢神宮は三重県のどこにあるの?」に答えるのが少々難しいです。ガイドブックなどには、「三重県の伊勢市」と書いてると思いますが、これ半分正解ですが、半分間違ってるからです。
記事の後半でその理由を説明してるので、今回の記事も必ず最後まで読んでくださいね!
伊勢神宮がある場所は何県?→三重県です

まずは、上記の地図をチェックしてください。伊勢神宮がある場所である「三重県」は、日本のここら辺にあります。
実は三重県は、かなり広い県なんですよね。特徴としては、北部・南部までが長いのもありますね。
三重県のざっくりした特徴が以下になります。
- 伊賀地域(伊賀市など)は、大阪圏に通勤・通学する人が多く、近畿地方寄り。
- 北勢地域(四日市市など)は、名古屋圏と密接に関わり、中部地方寄り。
- 伊勢志摩地域(伊勢市など)は、観光地として独自の文化を持つ。
このように、三重県の地域によってどちらに属するかの感覚が異なります。
そんな三重県の話題になると、必ず出てくるのが「三重県は、近畿地方?中部地方?」ですね。
三重県は、近畿地方?中部地方?
三重県は近畿地方と中部地方の接点位置し、大阪や名古屋といった主要都市に近いため、生活、文化、経済などさまざまな面でこれらの都市と深い関わりを持っているんです。
さらに最近では、交通手段や情報通信技術の進化により、生活圏は県や市町村の枠を超えて広がり、大阪や名古屋との距離感はますます縮まっています。
なので、三重県の伊賀エリアは、大阪圏に通勤・通学する人も多いですし、北部エリアは、名古屋圏に通勤・通学して人も多いんです。
三重県の公式見解
聞かれることがよっぽど多いのか、三重県の公式WEBサイトの「三重県は中部地方?近畿地方?」にも以下にように書かれています。
結論からいえば、三重県は中部地方にも近畿地方にも属していると考えています。
では次は、「伊勢神宮はどこにある?」について確認しましょう!
伊勢神宮はどこにある?→三重県伊勢市ですは間違い
伊勢神宮がどこにある?の質問の答えが、「三重県伊勢市です」が間違ってる理由は単純です。伊勢神宮は、有名な「内宮と外宮」だけじゃないからです。実は、伊勢神宮は125社あるんです。
伊勢神宮の125社の詳細が以下になります。
- 正宮 :2社
- 別宮 :14社
- 摂社 :43社
- 末社 :24社
- 所管社:42社
そうなんです、上記の125社全てが伊勢神宮なんです。まず、この事実を覚えておいて下さい。
伊勢神宮の主要な神社の所在地
- 内宮(皇大神宮):三重県伊勢市宇治館町
- 外宮(豊受大神宮):三重県伊勢市豊川町
- 別宮・瀧原宮(たきはらのみや):三重県度会郡大紀町滝原
- 別宮・伊雑宮(いざわのみや):三重県志摩市磯部町上之郷
つまり、伊勢神宮の中心である内宮・外宮は伊勢市にありますが、別宮などは伊勢市以外の場所にも点在しているのです。
そのため、「伊勢神宮は三重県伊勢市にある」と言うよりも、「伊勢神宮は三重県の伊勢市を中心とした広範囲にある」と表現するのが正確です。
まとめ
伊勢神宮は三重県にあり、伊勢市だけでなく周辺の市町村にも点在しています。
また、三重県は近畿地方と中部地方の両方の特徴を持ち、文化や交通の面でもその影響を受けています。
伊勢神宮へのアクセス方法は、電車・車・バスなどさまざまで、自分に合った手段を選ぶことができます。
訪れる際は、伊勢市を中心に複数の神社を巡ることで、より深くその歴史や魅力を味わえます。特に、内宮・外宮だけでなく、瀧原宮や伊雑宮といった別宮も訪れると、伊勢神宮の広がりを実感できるでしょう。
伊勢神宮への参拝を計画している方は、ぜひ参考にしてくださいね!