タイ旅行に行って、タイに興味が出てきた方が、次に考えるのが「タイ語を話したいな!」になります。とっても素晴らしいことだと思います。しかし、ここで問題になってくるのが、タイ語の難易度になります。タイ語って、「簡単なの?難しいの?」と気になりますよね。
結論から言うと、初級レベルまで行くのは超簡単です。タイ人と日常会話をするぐらいなら、特に難しくないですね。しかし、中級・上級レベルまで行くのは、一般的な日本人だと超難しいです(笑)タイ文字もそこそこ難しいですが、実はタイ語は「〇〇が超難易度高い」からですね。
今回は、タイ語の難易度で「簡単なこと or 難しい事」について紹介します。タイ語には難しいこともありますが、初級レベルまでは超簡単に学べる言葉になるので、ぜひ最後までチェックして下さいね!
タイ語の難易度はどれくらい?
タイ語の難易度で、一般的に言われてることが、中程度から高い難易度とされています。実はタイ語はとっても不思議な言葉で、タイ語学習の中でも「簡単に覚えられること」と、「難しいこと」が分かれる言語なんです。具体的には以下になります。
簡単なこと
タイ語を学ぶ上で「簡単なこと」が以下になります。
- タイ語での会話
- タイ語の文法
どちらも、普通に勉強してれば、さほど苦労なく覚えることができます。ここまでなら、タイ語は余裕です。さらにいうと、ココまで学べは、タイ人の方と意思の疎通は、普通に可能です(詳しくは後述)。
難しいこと
タイ語を学ぶ上で「難しいこと」が以下になります。
- タイ語の文字
- タイ語の発音
タイ語の文字は、まずは文字と認識するとこから始まるので難しいですね。タイ語の発音も、難しいです。ただし、文字も発音も、一般会話などの意思の疎通をするだけなら、そんなに心配いりません。
では、それぞれをさらに詳しく話していきますね!
タイ文字は難しいが、何とかなる
タイ語は、独自の文字であるタイ文字を使用します。タイ文字はアルファベットとは異なるため、初学者にとっては新しい文字を学ぶ必要があります。英語のアルファベットは、見れば文字だと認識できます。
中国語の文字も、見れば漢字だと認識できます。しかし、一般的な日本人にとっては、タイ文字を「文字と認識できる人」はいません。なので、まずはタイ文字に慣れることから始めることになります。
タイ語を文字として認識する
一般的な日本人にとっては、どれがタイ文字かを認識するだけで困難です。よく使うタイ語を紹介すると以下になります(カッコの中は日本語の意味)。
- สวัสดี(おはよう)
- สบายดีไหม(お元気ですか?)
- อร่อย(美味しい)
私も上記のタイ文字を今なら、文字として認識できています。しかし、最初の頃は、文字というより模様に見えてましたよ(笑)
タイ文字が日本人にとって難易度が高いですね。ちなみに、タイ語を本格的に勉強しようとなると、必須になるのがタイ文字ですよ。タイ文字が読めないと、ちゃんとしたタイ語の発音ができないからですね。
タイ文字は勉強量でカバーできる
タイ文字は難しいですが、勉強量に比例して上達します。一般的な日本人は勉強が好きな方が多いので、コツコツとやれば伸びるのがタイ文字ですね。一気に上達するのは難しいので、日々コツコツが秘訣だと思います。
そうやってタイ文字が上達すると、タイ文字だけでのやりとりだけだと、タイ人と間違われる方も多いです。私もラインなんかのやりとりだけだと、「タイ人ですか?」と聞かれることも多々あります。なので、自信を持って言うことができます。タイ文字は頑張れば、なんとかなります。
タイ語の発音は超難しい←日々努力してる
タイ人のような発音をするのは、日本人にとってはハードル激高です。私はタイ人と意思の疎通は普通にできますが、「タイ語の発音が上手ですか?」と聞かれたら、恥ずかしくて顔を赤らめます(笑)タイ語の発音が難しい理由は様々ありますが、代表的なのは以下になります。
タイ語の声調(トーン)
タイ語は声調(トーン)の違いによって単語の意味が変わる特徴があります。タイ語には5つの基本的なトーン(高、中、低、上昇、下降)があります。同じ発音の単語でもトーンの違いによって異なる意味になることがあります。
タイ語の末子音
タイ語には、日本語では使われない末子音(まっしいん)が存在します。さらには、タイ語の末子音は、他の言語と比較して発音が短縮される傾向があります。具体的には、末子音が短く切られることがあります。例えば、「ก」(”k”の発音に相当)のような末子音は、日本語の「か」に比べて短く発音されます。
有気音と無気音
有気音は、発音時に声帯が振動する音のことを指します。これにより、発音に音の共振や振動が感じられます。例えば、「ด」(”d”の発音に相当)などが有気音です。
一方、無気音は、発音時に声帯が振動しない音のことを指します。声帯が振動せず、音の共振や振動が感じられません。例えば、「ต」(”t”の発音に相当)などが無気音です。
タイ語ではこの違いが重要で、同じ子音の発音でも声帯の振動の有無によって異なる単語を作ることがあるんです。
実は、タイ語は簡単
前述したように、タイ語を中級・上級までいくのは超難易度が高いです。これは私も日々体感しているので、自信を持ってお答えできます(笑)しかし、タイ旅行で簡単な意思の疎通をするぐらいなら、タイ語は全く難しくありません。タイ文字を覚える必要もありませんし、タイ語のイントネーションなんて無視してOKだからです。
前述したタイ文字を、日本語でカタカナ読みすると以下になります。
- สวัสดี(おはよう):サワディー
- สบายดีไหม(お元気ですか?):サバーイディーマイ?
- อร่อย(美味しい):アロイ
こうやってタイ語をカタカナ読みするだけで、なんとかなるからです。ただし、たまに通じるだけで、がっちりとは通じません。本格的にタイ語を勉強する人は、カタカナ読みは全くおすすめできません。
しかし、タイ旅行で使いたいだけの方には、超おすすめの勉強方法になりますよ!タイ人の方は耳がとってもいいので、こちらの「日本語読みなタイ語発音」にすぐ耳が慣れるんですよね。
日本語読みでOK
という事で、こちらがタイ語ペラペラにならなくても、タイ人との意思の疎通は簡単にできます。タイで暮らす日本人の中には、タイ語発音は捨てて「日本語読みなタイ語発音」だけで生活している人も多々います。ちなみに、そういう人でも問題なくタイで生活できてます。
なので、タイ旅行やタイでの簡単な生活ぐらいだけ、つまりはタイでビジネスでもしない限りは、タイ語は難しいことはありません。私のタイ語発音レベルは、もう少し上ですが、それでも通じないことはよくありますからね(笑)
まとめ
タイ語を使って、会話などの意思の疎通をするのは難しくないです。しかし、タイ人と同じようなタイ語を話そうとすると超難しいです。まずは、簡単なタイ語を覚えて、それからやる気があるかたは文字を勉強しましょう。
もっとタイ語の勉強がしたい!と思ったら、改めてタイ語発音の勉強をするといいと思いますよ。私も日々頑張ってるんですが、発音は本当に難しいです。一緒に頑張りましょうね(笑)