タイの雨季について、誰しもが一度は耳にすることがあります。それが、タイには雨季という時季があって、雨ばかり降るってね。スコールはスゴイらしいよ!になります。ですので、雨季のタイ旅行は、本当に楽しめるんだろうか?と心配になりますよね。
しかし、心配しないで下さい。実は、日本人がイメージする雨季は、ちょっと間違ったイメージになりがちなんです!実は、タイは雨季でも楽しめる国なんです。それは、雨季にはデメリットもありますが、メリットも多々あるからですね。
タイの雨季は、1日に数回「土砂降りの雨」が降る
日本人の多くがイメージするタイの雨季は、土砂降りの雨が降り続くになります。しかし、それは「かなり間違ったイメージ」になります。結論から言うと、雨季のタイでは1日中雨が降り続くことはほぼありません。
タイでは日本の梅雨のようにシトシトと雨が降り続くのではなく、1日に数回「土砂降りの雨」が降るんですよね。タイで空が暗くなってきたら、大雨が降るという前兆ですね。ちなみに、吹いてくる風も少々温度が低くなります。スコールと呼ばれている、叩きつけるような雨が降り出しますよ。
タイ・バンコクの平均降雨日数
それでは最初に、タイの首都であるバンコクの平均降雨日数を確認しましょう!
バンコク
平均最低気温 平均最高気温 平均降雨日数 雨量mm 1月 21.0 32.0 1 9.1 2月 23.3 32.7 3 29.9 3月 24.9 33.7 3 28.6 4月 26.1 34.9 6 64.7 5月 25.6 34.0 16 220.4 6月 25.4 33.1 16 149.3 7月 25.0 32.7 18 154.5 8月 24.9 32.5 20 196.7 9月 24.6 32.3 21 344.2 10月 24.3 32.0 17 241.6 11月 23.1 31.6 6 48.1 12月 20.8 31.3 1 9.7 出典元:Wikipedia
バンコクで雨が多いのは、「5月~10月」になりますね。実はこの時期を「雨季」と呼んでいますよ!
3つの季節
雨季(5月下旬~10月)
タイの雨季は、5月下旬~10月頃になります。前述したように、この時季は雨が多いんですよね。しかし、所詮は雨ですからね。タイ旅行中に雨が降ってきたら、屋根のある場所で雨宿りをすればいいだけです。気付いた頃には、スコールは止んでますよ。たまに、2時間ほどスコールが続くこともありますけどね(笑)
乾季(11月~2月)
乾季(11月~2月)が、タイ旅行のベストシーズンだと言われてます。乾季のタイは、比較的に涼しい上に雨もほとんど降らないからですね。カラっと晴れてるので海も綺麗に見えます。ただし、この時期を目指して世界中の観光客がタイを訪れます。ですので、観光地はかなり混雑する傾向にあります。さらには、観光客が増えるので必然的にホテルの値段もアップしますよ。
暑季(3月~5月上旬)
暑季(3月~5月上旬)は、暑いではなく熱いです。焼けそうになるくらい熱くなる季節です。ショッピングモール等で遊ぶなら何も問題はありません。しかし、観光に行かれる方は日焼け対策を万全にしてください。
タイの雨季のメリット
観光をゆっくり楽しめる
タイの雨季にはメリットもあります。あなたが、「雨季のタイ旅行は?」と悩んでるぐらいですから、他の人も当然同じことを考えています。ですので、タイ旅行の観光客は乾期に比べると雨季のほうが圧倒的に少ないんです。
バンコクの有名観光地に乾季に行くと、かなり人が多いんですよね。しかし、乾期には大混雑する有名観光地でも、雨季ならスイスイってことも珍しくありません。スコールが降ったら、ショッピングモールで「ショッピングやマッサージ」を楽しめばいいですしね。
スコールの後は涼しい
タイは常夏ですので、基本的には暑い日が続きます。汗をフキフキしながらの観光も楽しいですが、おすすめはスコールの後の観光になります。スコールの後はちょっと気温が下がるんで涼しいんです。ですので、快適に観光できるんですよね。
デメリットもあるよ
雨が1日中降ることもある
タイの雨季のデメリットもあります。基本的には、雨季には1日に2回ほどのスコールが降ります。しかし、まれにですが強めの雨や弱めの雨が1日中降り続くこともあります。ですので、せっかくのタイ旅行が、雨ばかりだったとなる可能性もありますね。
冠水で歩きにくいこともある
タイの雨季でよくあるのが冠水になります。水はけがよくないエリアでは、雨季は道路が冠水するところもあるんですよね。冠水で便利なのが、ビーチサンダルになります。ちなみにタイで買ってもいいのですが、日本から持って行くことをオススメしますね。タイのビーチサンダルは、あまり質がよくないので裸足で着用すると擦れて痛いんですよね。