タイの有名ビーチリゾーである、「プーケット」。最近、人気が上昇しているようで、プーケット旅行を検討する方が増えています。
そんな中、「プーケット旅行にいくときは、どうせなら日本からの直行便が楽だよね!」と言いながら航空券を探していると、時間と共に気づくことがあります。
それが、日本からプーケットへの直行便が、「いくら探しても見つからない」ことになります。あの有名なプーケットへの、直行便がないなんて不思議でしょうがないですよね。
結論から言うと、2024年8月現在、日本からプーケットへの「直行便は1便もありません」。しかし、別に大したことではありません。それは「代替の手段が溢れてる」からですね。
さらには、日本からプーケットへの直行便がなくなった「ある悲しき理由」についても話すので、必ず最後まで読んでください。
今回の記事は、タイ国政府観光庁が認めるタイの専門家、「タイランドスペシャリストの私」がご紹介するので、安心して読み進めて下さいね!
日本からプーケットへの直行便は10年以上飛んでない
プーケットは、日本人が気軽に楽しめる「タイの南国ビーチリゾート」になります。ですので、プーケットに関する質問は多いんですよね。
その中でも特に多い質問が、「日本からプーケットへの、直行便あると聞いたのですが?」になります。
その気持は重々理解できます。なんせ、以前は成田空港から「プーケット空港への直行便があった」からですね。
タイ航空が以前は飛んでいた
タイ航空が「週に2~3便」になりますが、プーケットへの直行便を飛ばしていたんです。なので、当時はプーケット旅行に行きやすかったんですよね。
ですので、その頃の記憶がある方が、「そういえば直行便あったよね?」と、現在でも飛んでると思ってるようですね。残念ながら約10年以上前に、その路線はなくなっています。
しかし、プーケットへの直行便が飛んでなくて、も全く問題ありません。と言うのは、直行便はありませんが、経由便がメチャクチャ充実してるからですね。
経由便を使ったプーケットの行き方
日本からのプーケットへの経由便には以下があります。
- 香港
- シンガポール
- 上海
- ベトナム
この他にも探せば色々とあると思いますが、日本からプーケットへ行くのに「他国経由」はおすすめしません。
タイの首都であるバンコクから、プーケットへ経由するのがオススメだからです。同じ国なので、余計な手続きも必要ないですしね。
バンコク経由でプーケットへ行くのがおすすめで
バンコクからプーケット間の全ての航空会社をあわせると、1日に軽く「50便」は飛んでいます。平均すると、1時間に「2~3便の飛行機」が飛んでる感覚ですね。
バンコクからプーケット間は、各社が競い合うように本数を増やしているんですよね。なんせ、プーケットはタイ随一の大人気観光スポットですからね。
なので、乗り換え時間などを勘案すると、バンコク経由でプーケットへ行くのがおすすめです。便数が多いのでバンコクでの乗り換え時間も、そこまで気にする必要はないのもメリットです。
では次は、プーケットをへの直行便がなくなった理由をチェックしましょう!
プーケットへの直行便がなくなった理由
プーケットへの直行便がなくなった理由は、プーケットを旅行する「日本人観光客が減少したから」で間違いないですね。
私が初めてタイに来た20年以上前のプーケットは、日本人観光客で溢れかえってました。いや、もう、どこを見ても日本人だらけでした。
そんな日本人が減少したのには、実は理由があります。
スマトラ島沖地震がきっかけ
日本人観光客が減少したのは、「スマトラ島沖地震」が理由ですね。
2004年12月26日。インドネシア共和国スマトラ島アチェ州沖でM9.0と推定される海溝型巨大地震が発生した。この地震の規模は,1900年以降,4番目の大きさになる。この大津波は世界的な観光地であるタイのプーケットなどを襲い,各国の住民のみならず,日本をはじめ欧米等海外からの観光客も多数犠牲となった。邦人の被害としては,35名の死亡が確認された(タイで23名,スリランカで12名,2005年4月現在)。
引用元:内閣府政策統括官(防災担当)
2004年12月26日に発生した「スマトラ島沖地震」の影響で、プーケットに大津波が押し寄せたんです。その大津波が、多くの命を奪っていきました。
自然の力の前には、人は本当に無力ですよね。日本人は津波に敏感ですので、それからプーケットを旅する日本人観光客が減ったと言われています。
まとめ
今回は、「プーケットへの直行便」について解説しました。
まとめるとこんな感じです。
- 日本からプーケットへの直行便はない
- 10年以上まえは、成田空港から直行便があった
- 直行便がなくなった要因はスマトラ島沖地震
もっともっとプーケットへの日本人旅行者が増えたら、日本からプーケットの「直行便が復活」するかもしれませんね。
タイ情報を発信する者として、日本人がもう一度プーケットに溢れかえるように、頑張ります!