
伊勢神宮は、日本で最も格式の高い神社の一つとして知られています。しかし、具体的になんの神様をお祀りしているのか、どのような歴史があるのかを知らない方も多いと思います。
伊勢神宮は、内宮(ないくう)と外宮(げくう)の二つの主要なお宮を中心に、125の宮社からなる大規模な神社群です。そんな内宮と外宮には、それぞれ異なる神様が祀られているんですよね。
本記事では、伊勢神宮に祀られている神様の名前やその役割、伊勢神宮の歴史、さらには参拝方法についても詳しく解説します。
伊勢神宮の内宮には「なんの神様」を祀ってるの?
内宮:天照大御神(あまてらすおおみかみ)
伊勢神宮の内宮には、日本神話の最高神であり、皇室の祖神とされる「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」が祀られています。天照大御神は太陽の神であり、日本全国の八百万の神々を統べる存在とされています。
天の岩戸神話と天照大御神のご神徳
天照大御神は、かつて弟神・須佐之男命(すさのおのみこと)の乱暴に怒り、「天の岩戸」に隠れたことで世界が闇に包まれたという神話が有名です。
最終的には神々の知恵によって岩戸の外へ導き出され、再び光をもたらしました。この神話からもわかるように、天照大御神は生命の源であり、人々に恩恵をもたらす存在とされています。
伊勢神宮の外宮には「なんの神様」を祀ってるの?
外宮:豊受大御神(とようけのおおみかみ)
伊勢神宮の外宮には、豊受大御神(とようけのおおみかみ)が祀られています。豊受大御神は食物・農業・産業の神であり、天照大御神の食事を司る「御饌都神(みけつかみ)」としても知られています。
豊受大御神のご神徳
豊受大御神は、衣食住や産業全般の守護神として信仰されています。特に五穀豊穣を祈る農業の神として、古くから多くの人々の崇敬を集めてきました。
伊勢神宮の歴史と由来
伊勢神宮の創建は非常に古く、約2,000年前に遡るとされています。当初、天照大御神をお祀りする適切な場所を探して各地を転々とし、最終的に現在の伊勢の地に鎮座することになりました。
元伊勢とは?
伊勢神宮が現在の地に落ち着く前に、一時的に祀られていた場所を「元伊勢」と呼びます。元伊勢は、奈良県・京都府・滋賀県・岐阜県・三重県など各地に点在しており、神宮の歴史的な旅路を物語る重要な場所とされています。
伊勢神宮の社の格式
伊勢神宮の社には、以下のような格式があります。
- 正宮(しょうぐう):最も格式が高い社で、内宮と外宮の正宮がこれにあたる。
- 別宮(べつぐう):正宮に次ぐ格式を持ち、天照大御神や豊受大御神に関係する神様をお祀りする。
- 摂社(せっしゃ)・末社(まっしゃ)・所管社(しょかんしゃ):それぞれ格式は異なるが、伊勢神宮に関係する神々をお祀りする社。
伊勢神宮の参拝方法
伊勢神宮を訪れる際には、次のような基本的な作法を守るとよいでしょう。
- 鳥居をくぐる前に一礼
- 手水舎(ちょうずや)で手と口を清める
- 参道の中央を避け、端を歩く(中央は神様の通る道とされる)
- 二礼二拍手一礼
- 感謝の気持ちを伝える(個人的な願い事よりも、まずは日々の感謝を伝えることが大切)
伊勢神宮の公式WEBサイトでは以下のように書かれています。
深いお辞儀を「拝」といい、手を打ち鳴らすことを「拍手」といいます。拝も拍手も日本古来の敬礼作法です。御神前では「感謝の心」、「おかげさまの心」を捧げてお参りください。
引用元:神宮
まとめ
伊勢神宮は、日本の歴史と文化を象徴する特別な神社です。内宮には天照大御神、外宮には豊受大御神が祀られており、それぞれが日本の信仰と生活に深く関わっています。
伊勢神宮を訪れる際には、歴史やご神徳を理解し、正しい参拝作法を守ることで、より意義深い時間を過ごすことができるでしょう。
また、伊勢神宮周辺には魅力的な観光スポットやグルメも豊富にあります。訪問の際には、ぜひ周辺散策も楽しんでみてください。