
日本を代表する神社である伊勢神宮は、古来より多くの人々に崇敬されてきました。人生の節目や特別な出来事の際に、伊勢神宮で祈祷を受けることは、多くの人にとって大切な体験となります。
伊勢神宮には天照大御神(あまてらすおおみかみ)が祀られており、その神聖な雰囲気の中での祈祷は、心を浄化し新たな気持ちで人生を歩むきっかけとなるでしょう。
本記事では、伊勢神宮での厄払いに関する詳細な情報をお伝えします。
ご祈祷のときの、服装の選び方、料金、申請方法、当日の流れ、自宅でのお札の祀り方など、初めての方でも安心して祈祷を受けられるよう、わかりやすく解説します。
伊勢神宮で厄払いをする時、ご祈祷に適した服装の選び方
伊勢神宮は神聖な場所であり、ご祈祷に参加する際には適切な服装が求められます。心を込めて準備し、神様に失礼のないよう心掛けましょう。
- 男性の場合: ダークカラーのスーツにネクタイが推奨されます。革靴を履き、カジュアルな服装(デニム、Tシャツ、サンダル等)は避けましょう。
- 女性の場合: フォーマルなスーツやワンピースが望ましいです。露出の少ないデザインを選び、華美なアクセサリーは控えめにしましょう。靴はパンプスなどフォーマルなものを選びます。
- 子どもの場合: 学生服やフォーマルな服装が理想的です。
- 避けるべき服装: ジーンズ、短パン、スニーカー、派手な色柄の服装、キャップや帽子(室内では必ず脱ぎましょう)。
神様への敬意を示す意味でも、清潔感のある装いを心掛けましょう。
伊勢神宮の厄払い費用:選べる料金プラン
伊勢神宮での厄払いには、いくつかの料金プランが用意されています。自分の希望や参加人数に応じて選びましょう。
- 5,000円プラン: 最大5名まで参加可能。
- 8,000円プラン: 最大8名まで参加可能。
- 10,000円プラン: 最大10名まで参加可能。
料金に応じて授与される神宮大麻(お札)のサイズが変わることがありますが、祈りの効果には変わりはありません。大切なのは、真心を込めて祈ることです。
また、厄払いのお札と併せてお守りも授与されます。内宮と外宮ではお守りのデザインが異なるので、両方訪れる方はぜひ確認してみてください。
伊勢神宮での厄払い申請のタイミングと方法
個人と団体の申請について
- 個人参拝者: 事前予約は不要で、当日受付で厄払いを申し込むことができます。
- 団体参拝者(100名以上): 事前予約が必要です。特に新年の祈祷は混雑するため、早めの予約がおすすめです。
ちなみに、ご祈祷の予約はできないそうです。伊勢神宮公式サイトにも以下のように書いています。
ご祈祷は個人やご家族、企業や団体の方など、お申し出があれば随時ご奉仕を承っております。また、お申し込みいただいた方より順次ご案内をしておりますので事前の予約などはできません
引用元:神宮
予約・問い合わせ先: 神宮司庁(電話番号:0596-24-1111)
厄払い受付時間
- 受付時間: 朝8時〜夕方16時まで
- 受付場所: 内宮および外宮の神楽殿
伊勢神宮は朝早くから受付を開始しているため、混雑を避けるなら午前中の参拝が理想です。
さらに言えば、あくまでも体感ですが、内宮よりも外宮の方が比較的空いてる印象です。
祈祷の流れと所要時間について
祈祷の当日は以下の流れで進みます。
- 受付: 神楽殿で申込書に必要事項を記入し、「厄払い」にチェックを入れます。初穂料を添えて提出します。
- 待機: 待合室で案内を待ちます。混雑時には待ち時間が発生することもあります。
- 祈祷開始: 朝8時30分から順次祈祷が行われます。神楽殿に案内されたら、指示に従って席に着きます。
- 祈祷の儀式: 約15分間の儀式が行われます。正座で参加しますが、足がしびれた場合は静かに座り直しても構いません。体調が優れない場合は、無理をせず適切に対応できます。
- 授与品の受け取り: 祈祷後、神宮大麻(お札)やお守りを受け取ります。
自宅でのお札の祀り方
家に帰って頂いたお札をお祀りする際、神棚の扉の数によって「一社造り」と「三社造り」の2種類があります。
お札を祀る順番には厳格な序列があり、日本国民の総氏神様である天照大御神のお札が最高位です。以下に、お札の並べ方をわかりやすくまとめました。
1. 内宮だけ祈祷・一社造り(扉が1つ)の場合
- 一番手前:天照大御神のお札
- 2枚目:氏神神社のお札
- 3枚目:崇敬神社のお札
2. 内宮と外宮を祈祷・一社造り(扉が1つ)の場合
- 一番手前:天照大御神のお札
- 2枚目:豊受大御神のお札
- 3枚目:氏神神社のお札
- 一番後ろ:崇敬神社のお札
3. 内宮だけ祈祷・三社造り(扉が3つ)の場合
- 中央:天照大御神のお札
- 向かって右側:氏神神社のお札
- 向かって左側:崇敬神社のお札
4. 内宮と外宮を祈祷・三社造り(扉が3つ)の場合
- 中央:天照大御神のお札
- 向かって右側:豊受大御神のお札(その後ろに崇敬神社のお札)
- 向かって左側:氏神神社のお札(その後ろに崇敬神社のお札)
お札の序列まとめ
- 天照大御神(最高位)
- 豊受大御神
- 氏神神社
- 崇敬神社のお札
この序列を覚えておけば、神棚にお札を祀る際に迷うことはありません。
神棚の種類(一社造りか三社造りか)と、お札の種類(内宮だけか、内宮と外宮の両方か)に応じて、適切な配置を心がけましょう。
伊勢神宮:歴史と現代における役割
伊勢神宮の歴史は約2000年以上に及び、日本の精神文化に深く根付いています。
- 内宮(ないくう): 天照大御神を祀る、日本最高峰の聖地。
- 外宮(げくう): 豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀り、衣食住の守り神として知られています。
伊勢神宮は古来より「お伊勢参り」として親しまれ、多くの人々が心の拠り所として訪れています。
伊勢神宮参拝の心得
- 服装: 清潔で礼儀正しい服装を心掛けましょう。
- 作法: 手水舎で手と口を清め、二礼二拍手一礼の作法で参拝します。
- 心構え: 敬虔な気持ちで神様に向き合いましょう。
まとめ
伊勢神宮での祈祷は、心を清め、新たな一歩を踏み出すための大切な機会です。本記事を参考に、しっかりと準備を整え、神聖なひとときをお過ごしください。
※伊勢神宮での祈祷に関する情報は変更される場合があります。参拝前には必ず公式サイトや神宮司庁にて最新情報をご確認ください。