
関東屈指の古社・鹿島神宮は、茨城県鹿嶋市に鎮座する由緒ある神社です。全国から多くの参拝者が訪れるこの地では、強いご神気を感じながら、御朱印をいただくことを楽しみにしている方も少なくありません。
本記事では、鹿島神宮で御朱印で頂きたい方のために、知っておきたい情報「御朱印の種類・特徴・値段・受付場所など」をわかりやすくまとめています。
鹿島神宮を訪れる予定のある方や、御朱印巡りを始めたばかりの方にとって、きっと参考になる内容になっています。どうぞ最後までお読みください。
鹿島神宮でいただける御朱印の種類
鹿島神宮では、以下の2種類の御朱印が基本となっています。
1. 本宮の御朱印

鹿島神宮の御祭神である「武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)」をお祀りする本宮の御朱印。中央に「鹿島神宮」と力強く墨書きされ、中央には朱印が押されます。非常に格式のあるデザインで、初めての御朱印としても人気があります。
値段(初穂料):500円
2. 奥宮の御朱印

本宮から徒歩5分ほどの場所にある「奥宮」は、かつて本殿として使われていた由緒ある社殿。奥宮の御朱印は、中央に「奥宮」と書かれ、やや渋めで落ち着いた雰囲気。
せっかく鹿島神宮を参拝するなら、どちらの御朱印も頂くことをおすすめします。
値段(初穂料):500円
御朱印の受付場所と時間
御朱印は、本宮の近く「御朱印所」でいただけます。
通常の受付時間
- 8:30~16:30(目安)
※繁忙期や季節によって若干の変更あり。特に正月や祭事の際には、早朝から受付が行われる場合もあります。
混雑時の注意点
お正月・ゴールデンウィーク・週末などは大変混雑します。タイミングによっては、かなり待つことになるので、早めの時間帯に訪れるのが安心です。
また、混雑時や書き手の負担軽減のため、「書き置きのみ」の対応になる場合もあります。事前に公式サイトやSNSで最新情報を確認しておきましょう。
鹿島神宮オリジナル御朱印帳
鹿島神宮では、オリジナルデザインの御朱印帳も頒布されています。
通常版の御朱印帳
- 鹿の意匠や神紋をあしらった上品なデザイン。
- 落ち着いた色合いで、幅広い年齢層に人気。
初穂料:1,200円~1,500円前後
限定版・記念版
過去には、以下のような限定御朱印帳も登場しました。
- 遷宮記念御朱印帳
- 初詣限定デザイン
- 奉祝特別御朱印帳
いずれも数量限定で頒布されるため、すぐに完売してしまうことも。コレクターの間でも話題になることが多いです。
季節限定・特別御朱印はある?
鹿島神宮では、基本的には通年で同じデザインの御朱印を頒布しています。ただし、以下のような時期に「限定朱印」や「奉祝御朱印」が登場することもあります。
- 天皇陛下即位の記念御朱印(奉祝)
- 節目の年の記念御朱印(創建○年など)
- お正月の期間限定書き置き御朱印(朱色多めの華やかなデザイン)
限定御朱印の情報は、鹿島神宮の【公式サイト】や【SNS】、または参拝者のブログ等で発信されることが多いので、こまめにチェックしておくとよいでしょう。
御朱印の郵送対応について
鹿島神宮では、基本的に郵送による御朱印の授与は行っていません。
御朱印は「参拝の証」であるため、実際に現地を訪れてからいただくのが原則とされています。どうしても都合が合わず参拝できない場合でも、郵送での対応は難しいと考えておきましょう。
御朱印をいただくときのマナー
御朱印はスタンプラリーとは違い、神様への敬意を表していただくものです。以下のポイントに注意しましょう。
- 先に本殿・奥宮への参拝を済ませる
- 静かに御朱印帳を渡す(ページを開いておくと親切)
- 混雑時には並んで順番を守る
- 書き手の方への撮影は避ける(許可がある場合はOK)
「御朱印だけもらって帰る」のはマナー違反。しっかり参拝してからいただくようにしましょう。
まとめ
鹿島神宮の御朱印は、シンプルながら力強い墨書と格式を感じさせる朱印が特徴。参拝の証としてはもちろん、御朱印帳に記される歴史の一ページとしても魅力的です。
特に、本宮と奥宮の2種類を揃える楽しみ、そして季節によっては限定の御朱印や御朱印帳が登場することもあり、リピーターにも人気があります。
これから鹿島神宮を訪れる方は、ぜひ本記事を参考に、御朱印巡りを楽しんでくださいね。