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この記事は、
- 清明の意味とは?
- 2025年の清明はいつ?
- 七十二候を確認!
について書いています。
清明の意味とは?
清明とは、二十四節気の中の1つの季節となります。二十四節気とは、1年間を24の季節に分けて、それぞれの季節に固有の名前をつけたものになります。清明の他には、「春分・啓蟄・雨水」等がありますね。
これらも二十四節気の中の1つの季節です。それぞれの季節に合った名前がつけられてるので、とっても風流でミヤビな感じがしますよね。二十四節気の中の1季節は、さらに3つに区分されます。これを「七十二候」と言います。こちらもあわせて説明しますね。
清明とは?
清明とは、四字熟語の「清浄明潔」を略した言葉になります。その年によって変わりますが、4月5日~19日頃が清明になります。
新しい生命の息吹を感じる春が来て、生物が清らかに生き生きし始める時季になります。自然の生命力には、目を奪われますよね。
2025年の清明はいつ?
2025年の清明の日にちは、国立天文台で発表されています。
清明:2025年(令和7年)・4月04日・21時49分
出典元:国立天文台
沖縄では
沖縄県では「シーミー」または首里地方で「ウシーミー(御清明)」と呼ばれる清明祭という行事があります。
これは中国の風習に由来し、お墓の掃除をした後に墓参りを行うもので、親族が集まり、まるでピクニックのような雰囲気の中で祖先を偲びながら食事を楽しむ伝統です。
墓前では餅や豚肉料理、お菓子や果物などが振る舞われ、祖先と共に過ごす特別な時間を共有します。
七十二候をみていこう!
清明の七十二候は、以下になります。
玄鳥至(つばめきたる)
玄鳥至は、清明の中でも4月5日~9日頃を言います。玄鳥とは、「ツバメ」のことになります。ツバメが南から戻ってくる時季になったことを表しています。
鴻雁北(こうがんかえる)
鴻雁北は、清明の中でも4月10日~14日頃を言います。ツバメが戻ってきたら、雁が北に去っていくことを表しています。雁はこの時季になると寒い北を目指すんですよね。
虹始見(にじはじめてあらわる)
虹始見は、清明の中でも4月15日~19日頃を言います。虹が綺麗に見えるようになることを表しています。虹が綺麗にみえるには、色々な天候条件が必要になるそうです。
個人的には、清明というと陰陽師である「安倍晴明」を思い出しますね(笑)