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タイビールおすすめ3選!シンハー・チャーン等の特徴を紹介

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タイ旅行の楽しみの1つが、世界中の観光客から大人気の「タイビール」ですよね。やはり旅の醍醐味は、地元のお酒も大きな要因です。タイビールはリーズナブルなので、心ゆくまで飲めるのが嬉しいですよね。

暑いタイでは、ビールがことさら美味しいですもんね。さらには、タイビールは当然ですが、タイ料理との相性バツグンです。タイビールとあわせると、「タイ料理が3倍美味しくなる」なんて言う人もいるくらいです。

ところで、そんなタイビールですが、現地タイや日本国内にあるタイ料理屋さんに行くと、様々な種類があると思います。「どれを選べばいいんだろう?」となったとき、迷わず選んで欲しいタイビールがあります。

この3種類を選んでおけば「間違いない鉄板のビール」ってのがあるんですよね。しかし、タイビールの中には、かなり残念な種類があるのも事実です。せっかくのタイ料理でタイビールがマズイと、テンション下がりますもんね。

今回は、地元タイで大人気の「3種類のタイビール」をシェアします。さらには、現地タイ人の、「日本では考えられないビールの飲み方」と「タイビールの競争の歴史」も詳しく解説するので、ぜひ最後までチェックして下さいね!

タイのビールの基本情報

タイは、ビールがとてもあう国です。それは、タイは基本的には「1年中暑いから」です。なので、毎日でもビールが飲みたくなります。熱帯の暑さの中、屋台などでタイ料理と飲むビールは最高です。

そんな暑いタイですので、ビールの消費量もかなり多いと言われています。さらには、タイには辛くてスパイシーな料理が数多くあるので、さっぱりしたビールが合うんですよね。

タイのビールの特徴

タイのビールは、日本のビールに比べると、軽くて飲みやすいのが特徴です。タイのビールは日本のビールに比べて薄めなのですが、それは意図的にそうしています。

タイの暑い気候に合わせて、すっきりとした飲み口を追求しているからですね。そのため、タイビールはひたすらに飲みやすく、暑い環境でのリフレッシュメントに最適なビールとなっています。

つまりは、熱帯の国で暑いので、濃厚なビールより「あっさりしたビール」が好まれるんです。さらには、地元タイの方は、日本では考えられないようなビールの飲み方をします。しかし、この飲み方がタイではピッタリあうんです!

タイ国内での一般的なビールの飲み方

タイ旅行にいった日本人が文化や習慣の違いで驚くことは多々ありますが、その中でも特に驚くことの1つが「タイ人のビールの飲み方」になります。多くの日本人には想像もつかないと思いますが、タイでは「ビールに氷を入れて飲むのが一般的」なんです。

お酒が好きな人ほど、「ビールに氷?」と顔を歪めます(笑)。しかし、郷に入ればなんとやらで、この飲み方が実にタイでは合理的なんですよね。

タイのビールに氷をいれる理由

タイのビールに氷を入れる理由は様々ありますが、有力なのは「暑いから」になりますね。夜でも暑い時期があるタイでは、ビールがすぐにヌルくなるんですよね。

ですので、ビールを再度冷やすために氷を入れるんです。それに、タイ人では屋外でお酒を飲むのが好きですからね。屋外でビールを飲むとすぐにヌルくなりますからね。

ビールに氷が嫌な方

「ビールに氷なんて絶対に入れたくない!」と言う、こだわりのある方も多いですよね。私もその1人で、当初は頑なに氷を拒んでいましたね。しかし、氷を入れて飲むと「意外に美味しかった!」んですよね。

ですので、それ以降は氷を入れて飲んでましたね。私のおすすめは、「せっかくのタイですから氷入りビールを試してみたらどうですか?」になりますよ。

氷は入れないでね

試しても口に合わなかったら、次からはこう言いましょう。「ノー アイス プリーズ!」と。しかし、ここはタイです。タイ語でも言ってみますかね。

タイ語で「氷は入れないでね」は、「マイサイ・ナムケン・ノイ」と言います。タイ語では、「ไม่ใส่น้ำแข็งหน่อย」と書きます。ノーアイスで十分に通じると思いますが、言葉が通じないなら上記のタイ語を見せて下さいね。

タイのビールでおすすめの種類

タイのビールでおすすめの種類3選が以下になります。

  • シンハービール
  • チャーンビール
  • リオビール

タイで3大ビールと言われるのが、「シンハー・チャン・リオ」になります。どれを飲むか迷ったら、この3種類の中から選ぶといいですね。

シンハービール

シンハービールは、黄金の獅子がトレードマークで、タイで初めて製造された歴史あるビールです。タイ王室の紋章であるガルーダの使用を許可された唯一のビールで、苦味・甘味・酸味のバランスが良く、スパイシーな味わいが特徴です。そのため、辛いタイ料理ともよくマッチします。

タイで最も有名なビールであり、タイ王室にも認められた由緒正しきビールです。シンハービールは東南アジアのビールと比較して、やや濃い目でしっかりとした飲みごたえがあります。それでも喉越しが良く、日本人にも好まれる理由となっています。

タイ料理全般に合わせられるポテンシャルも高く、日本人がタイビールを初めて飲むなら、まずシンハービールを試してみることをおすすめします。苦味と爽快感のバランスが優れており、飲みやすい一方でコクがあるため、幅広い料理との相性が良いです。

チャーンビール

チャーンビールは、タイ・ビバレッジが製造するビールのブランドで、「チャーン」はタイ語で「象」を意味します。ロゴマークには白象のイラストが使われています。ピルスナータイプのビールで、アルコール度数は6.4%で、ラガービールとしてはやや高めの度数です。

タイ国内で、リオビールの次に人気があるのがチャーンビールですね。様々な国々で愛飲されており、原料には高品質な大麦が使われています。良質な軟水で仕込まれているため、口当たりがまろやかで、タイ料理の味を引き立ててくれます。

軽い飲み口で全体的に薄味ですが、そのため暑い日にはグビグビと飲みやすいです。独特なホップの香りが少しありますが、ビールが苦手な人でも飲みやすいクセのない味ですよ。缶のほかに瓶ビールもあるので、好みやシーンに合わせて選べるのも嬉しいですね。

リオビール

リオビールは、タイでシェアナンバーワンの人気を誇るビールで、チャーンビールを抜いてタイビールシェア1位になりました。豹の柄が印象的なパッケージと低価格、飲みやすさが特徴で、1998年に発売され、爆発的なヒットを記録しました。

リオビールは広がる味わいとやわらかな麦の香りが魅力的で、苦みが少なく爽やかなのど越しで、ゴクゴクと飲みやすいビールです。比較的安価であり、コスパを重視する方やタイビール初心者、ライトな飲み口を好む方に特におすすめです。

外国人よりも、タイ人が好んで飲むのがこのリオビールですね。私の友人のタイ人は、リオビールが好きって人多いです。ただし、これが不思議なことに、日本人などの外国人には評価が分かれるビールです。個人的には、少し苦味が強い感じがしますね。

タイのビールの競争の歴史

それでは最後に、タイのビールの興味深い競争の歴史を紹介します。まず確認してほしいのが、以下のタイのビールの製造会社です。

  • シンハービール:ブンロート・ブリュワリー社
  • リオビール  :ブンロート・ブリュワリー社
  • チャーンビール:タイ・ビバレッジ社

つまり、シンハーとリオは、同じ会社が製造していて、チャーンは別の会社が製造しています。ちなみに、両者ともタイの大富豪が経営している大会社です。

シンハービール1強時代

1990年代半ばまでは、シンハービール(ブンロート・ブリュワリー社)がタイの代表的なビールでした。昔にタイ旅行した人には、シンハービール好きが多いですが、それは当時はシンハービール1強時代だったからです。なので、思い出補正がある方が多いんですよね。

チャーンビールがトップへ

その後、1995年にチャーンビール(タイ・ビバレッジ社)が発売されます。チャーンビールは、低価格でありながら高アルコール度数で人気を集め、シンハービールを抜いてタイのビール市場の60%以上を占めるようになりました。

リオビールで巻き返し

シンハービールのシェアが薄くなってきて、困ったのが「ブンロート・ブリュワリー社」です。タイビールのシェアを奪い返すために投入したのが、「リオビール」でした。このリオビールが、タイ人にウケまくります。

現在では、リオビールとチャーンビールの2強時代

そうやって現代にいたります。2023年までは、年ごとにシェアの変化はありますが、タイビールの50%をリオビール、40%をチャーンビールがシェアしています。ちなみにシンハービールは、5~6%です。個人的に大好きなビールなので、不思議でしょうがありません(笑)

タイのビールには他の種類もある

今回は、タイのビールの基本情報、タイ人がビールに氷をいれて飲む理由、さらには、タイのビールの競争の歴史などの情報をシェアしました。タイのビールとあわせると、タイ料理は3倍美味しくなります。

今回シェアした情報で、あなたが美味しくタイビールを飲めたら、私は嬉しいです。タイには他のビールもあるので、3大ビールの次は他のも試して下さいね。