タイ旅行のお土産で、昔も今も変わらず、不動の1位をほこるのが「ヤードム」です。自分使いもできますし、安いのでバラマキ用のお土産にもピッタリだからですね。
なので、タイ旅行のお土産で迷ったら、とりあえずヤードムをいくつか買っておくことを、私は昔からおすすめしています。
タイシルクやタイ雑貨も、タイのお土産で人気なのですが、バラマキ用にしたら「お金がいくらあっても足らない」からですね。
しかし、侮ることなかれ「ヤードムの認知度」は今や、日本国内でかなり高くなっています。その理由は、ちょいちょいテレビで紹介されるからでしょうね。
この記事では、タイの専門家である私が、現地視点からヤードムの魅力を徹底解説します。
ヤードムの種類、選び方、効果、そして購入方法まで、あなたの疑問をすべて解決します。タイ旅行のお土産選びに迷ったら、ぜひ参考にしてみてくださいね!
タイの「ヤードム」とは?
ヤードムとは、「タイの香り薬」のことですね。メンソールのスーッとした爽快感が特徴で、現地の人々に愛されています。
清涼感のあるメンソールを鼻から吸うことで、リラックス効果等をえられるんですよね。ヤードムは、以前は「知る人ぞ知る」というタイお土産でした。
しかし、今では多くの日本人に知られる「大人気のタイお土産」になりましたね。タイのお土産が足らなかったときのために、「とりあえずヤードムを買っとこう!」と考える人も多いですよ!
タイ人はヤードムが大好き
南国のタイを歩いていると、よく目に飛び込んでくる、タイ人必須のアイテムが「ヤードム」ですね。安価な理由もあって、ヤードムを愛用しているタイ人は本当に多いですよ。
歩きながら使ってるタイ人もいますが、特によく見かけるのは「乗り物の中」ですね。飛行機、電車、バスに乗ってるとき、タイ人の方がよく使ってます。
ヤードムが香り薬なので、気分が落ち着くからですね。ちなみに、私も常に3種類のヤードムを持ってます。私も今ではヤードムなしでは困るようになってるからです笑
ヤードムが「タイの鼻スースー」と言われるのは成分に理由があった
ところで、ヤードムは「タイの鼻スースー」と紹介されることもあります。
ヤードムの名前は知らないけど、「存在を聞いたことがある人」が、タイの鼻スースーと呼んでるんですよね。
しかし、これは実に的確な表現だと私は思います。その理由は、ヤードムの成分に理由があるのでチェックしましょう!
ヤードムの成分でスースーする
ヤードムの成分は以下になります。
- メンソール :42.0%
- カンファー :16.4%
- ユーカリオイル:8.5%
- その他
そうなんです、ヤードムの主成分は、「メンソール」なんですよ!なので、ヤードムを使うと、メンソールの清涼感でスーッとするんですよね。「タイの鼻スースー」とはピッタリな言葉ですね。
「タイのお土産に鼻スースーを買ってきて!」と頼まれたら、ヤードムを買って帰ってあげて下さいね!
ヤードムの4つの効果
ヤードムの効果①:リラックス効果
ヤードムには、リラックス効果やリフレッシュ効果があります。メンソールや各種アロマオイルが配合されているからですね。
ヤードムの効果②:眠気覚まし
眠気覚ましの効果もあります。強めのメンソールが配合されているからですね。私は、長距離ドライブのときに眠くなったら、ヤードムを使って眠気を覚ましています。
メンソールが強いので、嫌でも目が覚めます。ちなみに、コツとしては強く吸い込むことですね!
ヤードムの効果③:鼻づまり緩和
鼻づまりのときもヤードムが活躍します。鼻づまりのときは、鼻からヤードムを軽く吸い込むといいですね。鼻づまりが解消されるとは言いませんが、けっこう緩和されますよ
ヤードムの効果④:食欲減退
ヤードムには、食欲減退効果もあります。メンソールが鼻腔をくすぐるので、精神的に落ち着くからですね。
食欲減退効果を求めるタイ人女性は、食事前に何度もヤードムを吸い込んでます。タイ人女性は痩せてる人が多いので、あながち「見当違いの発想」というわけでもなさそうです。
ヤードムの使い方(効きレベル別)
ヤードムの使い方①:鼻に近づけて香る(効きレベル☆1)
ヤードムの一般的な使い方は、「鼻に近づけて香る」になります。キャップを外して、アダプター部分を鼻に近づけて香りを楽しみます。
ヤードムの本場であるタイの女性は、この使い方を好みますね。普通にヤードムを楽しみたい方は、この使い方をおすすめします。
ヤードムの使い方②:鼻にさす(効きレベル☆2)
ヤードムの効きを高めたいなら、「アダプター部分を鼻にさす」といいですね。男性はアダプター部分を、鼻に入れ込む人も珍しくありません。
女性は、あまり鼻に「突っ込みすぎない方」がスマートだと思いますよ。タイ人女性でも、そういう人は見たことがありませんしね。
ヤードムの使い方③:片方の鼻を閉じて吸引する(効きレベル☆3)
より効きを高めたいときは、「片方の鼻を閉じて吸引する」を試すといいですね。鼻を開放させたままだと、空気も一緒に吸い込むので効果が薄くなるんですよね。
片方の鼻を閉じて吸引するの順番は以下になります。
- アダプターを鼻に軽く差し込む
- 差し込んでない方の鼻を手で塞ぐ
- 少し強めに吸い込む
※私が強めに効きを感じたいとき、よく使うのはこの方法ですね
ヤードムの使い方④:2本を同時にさす(効きレベル☆MAX)
ヤードムの効きを最大限に高めたいときは、「2本を同時にさす」といいですね。つまりは、ヤードムを2本用意して、片方ずつの鼻に一本ずつ入れるって感じです。
鼻から喉の奥にメンソールが抜けていく感覚が心地よいですよ!これは、メチャクチャ効きますよ!男性なら、どこでもできそうですが、女性はお家でコッソリしましょう。
ヤードムの人気種類:ランキング7
ヤードムの人気種類ランキング⑦:Vapex
7位は、「Vapex」になります。Vapexについての感想は以下になります。
- 香りが薄い
- 香草の匂いがする
Vapexは平均的なヤードムになります。さらには、香草の香りで好き嫌いが分かれますね。1位から6位ヤードムの香りがキツイと感じる方におすすめですね。
ヤードムの人気種類ランキング⑥:Jarungjit
6位は、「Jarungjit」になります。Jarungjitの感想は以下になります。
- スパイシーな香り
- 銀色がお洒落
- パッケージがお土産向き
Jarungjitは、人によって評価が真っ二つに分かれるヤードムですね。私は嫌いじゃないんですが、「カレーのようなスパイシーな香り」と例える人が多いからです。
ただし、Jarungjitのパッケージは「アジアンテイストな雰囲気」を醸し出しています。パッケージもタイっぽいので、タイのお土産には合いますよ。
ヤードムの人気種類ランキング⑤:ハーバルインヘラー
5位は、「ハーバルインヘラー」になります。ハーバルインヘラーの感想は以下になります。
- ハーブが強い
- 香りが強い
ハーバルインヘラーは、「ハーブの香りが強いヤードム」になります。私はけっこう好きなんですが、タイではそんなに人気がないように見受けられます(笑)
個人的には、ヤードムの中でもイチバン薬効が強そうな感じがします。好き嫌いの分かれる香りですね。
ヤードムの人気種類ランキング④:SiangPure
4位は、「SiangPure」になります。SiangPureについての感想は以下になります。
- 香りが柔らかい
- 匂いが薄い
- 平々凡々でこれと言った特徴がない
SiangPureは、他のヤードムに比べると「突出した香りがしない」のが特徴になりますね。言ってみれば、香りが軽めのヤードムが欲しい方におすすめです。
ヤードムの人気種類ランキング③:タイガーバーム
3位は、「タイガーバーム」になります。タイガーバームについての感想は以下になります。
- 塗るタイガーバームの匂いと同じ
- 虎の絵が可愛い
- ツーンとくる
ヤードムの中では後発組の、「タイガーバーム」。まだ発売されて5年位ですが、発売当初は意見が真っ二つに分かれました。他のヤードムに比べると、ガッと来る感じでキツかったんです。
このヤードムの人気種類ランキングでも7位だったんですが、人と言うものは慣れるものですね笑。今では、タイガーバーム、めっちゃ気にいってます。
2位にしようか大分迷いました。しかし、私の友人の中の1人が、どーしても無理だって人がいるんです。なので、3位にしました。
※私は子供の頃から、タイガーバームの塗り薬の方を使ってたので、慣れてるのかも知れません笑
ヤードムの人気種類ランキング②:Peppermint(ペパーミント)
2位は、「Peppermint(ペパーミント)」になります。Peppermintについての感想は以下になります。
- 甘い香りがたまらない
- 初恋の甘酸っぱい香り
- 香りが鼻から喉に広がる
Peppermintは、メンソールが強くなくて「甘い香りが特徴のヤードム」になります。男性よりも女性ウケするヤードムですね。
Peppermintは、パッケージも可愛いので「女性ウケするのも理解」できますよね。ちなみにタイでは、若い女性がPeppermintを使ってる傾向が高いですね。
ヤードムに慣れてない方は、「Peppermintか後述する1位」のがおすすめですね。どちも使ってみて、気に入った方を使えばいいですね。
ヤードムの人気種類ランキング①:poy sian(ポイシアン)
1位は、「poy sian(ポイシアン)」ですね。poy sianについての感想は以下になります。
- 香りが優しい
- スタンダードな匂い
- トンガッてない
ヤードムの中で、私がイチバン気に入ってるのが「poy sian」ですね。万人受けする香りなんだと思いますよ!
ヤードム=poy-sianと言っても過言ではないくらいの人気商品になります。
そんな超大人気poy sianですが、購入時には気をつけてほしいことがあります(タイ初心者の頃の私もやらかしました笑)。詳しくは以下の記事をどうぞ!
>>poy sian(ポイシアン)を買う時、日本人の99%が驚く事あります
ヤードムを日本に持ち込むのは禁止なの?
結論から言うと、昨今タイで販売しているほとんどのヤードムは「日本への持ち込み可能」となっています。ですので、禁止ではないので安心して下さい。
ヤードムは日本国内のネット通販でも「普通に販売」されています。もしも禁止なら、「Amazonや楽天」で売ると大問題になりますよね。
ただし、一部のヤードムは「日本への持ち込みが禁止」になっています。日本の薬事法で、「L-デソキシェフェドリン」という成分が入った製品を禁止してるからですね。
L-デソキシェフェドリンが含まれているとと日本に持ち込み禁止
L−デソキシエフェドリンを含有するものは、日本国内では、覚せい剤取締法で規制されていますので、国内に持ちこめません。
引用元:東京都健康安全研究センター
昔のタイには、L−デソキシエフェドリンが含有されているヤードムもあったんだそうです。しかし、最近のタイでは、L-デソキシェフェドリンが含まれているヤードムはほとんどありませんね。
禁止成分が含まれているか不安な方は、「ヤードムの成分表」を確認して持ち帰るといいですね。ちなみに、L-デソキシェフェドリンの英語表記は、「L-desoxyephedrine」になりますよ。
ヤードムってどこで買える?
手軽に買いたいなら「コンビニ」がおすすめ!
タイ国内でヤードムを手軽に買いたい方は、「コンビニ」がおすすめですね。タイ国内にはセブンイレブンが山程あるので、セブンイレブンで買えばいいですよ。
ちなみに、バンコク市内には、至る所にセブンイレブンがあり、「poy-sianとPeppermint」は、どこ置いています。
種類を選びたいなら「ドラッグストア」がおすすめ
コンビニのデメリットとすると、ヤードムの種類が少ないがあげられます。色んな種類のヤードムから選びたい方は、ドラッグストアに行きましょう!
タイのショッピングモール等に入ってる「ドラッグストア」にも、ヤードムが置いています。ドラッグストアは、「ヤードムの品揃え」が多いですよ。
買い忘れてたなら「タイの空港」がおすすめ
ヤードムはタイのお土産の中でも人気なので、当然ですが「タイの空港」でも購入することができます。空港の中にある「コンビニやドラッグストア」で販売しています。
ただし、空港は市内よりもヤードムの値段が「若干高くなる傾向」があります。なるべくならバンコク市内で買うことをオススメします!
ヤードムはAmazonや楽天でも買えるの?
ヤードムは日本で買うよりも、当然ですが「タイ国内で購入した方が安い」です。タイ旅行の予定のある方は現地での購入をおすすめします。
しかし、予定のない方は、「ヤードム購入のためにタイ旅行をする」のも何か変な感じです。予定のない方は、日本の通販での購入をおすすめします!
Amazonでヤードムを買う
「じゃあ、Amazonでヤードムを探そうかな?」と、思った方がいるかと思います。しかし、残念ですが「最近のAmazon」ではヤードムは販売していません。
7~9年前は、Amazonでも販売していたんですけどね。最近では見かけることありません。ここ5年ぐらいも、ちょくちょく確認してますが、Amazonでヤードムの取り扱いはないですね。
楽天では通年販売している
ヤードムを日本国内で買いたい方は、楽天がおすすめですね。色んな種類があるので、見ているだけで楽しくなります。
楽天でヤードムを買うときのおすすめは、「poy sian・Peppermint・タイガーバーム」ですね。
まずはどんなヤードムが楽天で販売されるか、以下からチェックしてみてくださいね!
まとめ
ヤードムは、タイ旅行のお土産としてだけでなく、日常使いにもおすすめのアイテムです。この記事を参考に、あなたもヤードムの魅力を体験してみて下さいね!
ヤードムについてまとめると以下になります。
- ヤードムとは、「タイの香り薬」のこと
- タイ人必須のアイテム
- タイの鼻スースーと呼ばれることもある
- ヤードムの効果は、リラックス・眠気覚まし・鼻詰まり解消・食欲減退
- 効果を効かせたいなら、片方の鼻を閉じるか、両方の鼻に使う
- 人気ランク上位は、「poy sian・Peppermint・タイガーバーム」
- 日本国内で買うなら、楽天の通販がおすすめ!
私が愛してやまないヤードムを、あなたも気に入ってくれたら幸いです。絶対におすすめですよ!
(注:この記事は、あくまで一般的な情報であり、個人の体質や状況によっては合わない場合があります。ご使用前に、製品の説明書をよくお読みください。)