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伊勢神宮に「おみくじ」がない5つの理由!代替案も話すよ

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今回は、以下の内容について話します。

  • 伊勢神宮に「おみくじ」がない理由
  • 伊勢神宮周辺で「おみくじ」を引きたいときはどうすればいい?

結論から言うと、伊勢神宮に「おみくじ」はありません。詳細は後述しますが、シンプルに理由を言うと「伊勢神宮に参拝できたことが、大吉」だからですね。

そうなんです。伊勢神宮は私達が思うよりも、めっちゃすごい神社なんです。現代人だと簡単に来れちゃいますが、昔の人達からしたら、「一生に一度お参りできたら超幸運」な神社だったからです。

ちなみに言うと、伊勢神宮には「おみくじ」はありませんが、伊勢神宮を参拝するときに「99%の人があわせて観光するスポット」には、おみくじがあるので安心して下さいね。

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伊勢神宮に「おみくじ」がない5つの理由

伊勢神宮におみくじがない理由は、神宮の信仰や役割、歴史的背景に深く関わっています。以下にその主な理由を説明します。

1. 伊勢神宮の役割

伊勢神宮は、日本の総氏神である天照大御神を祀る神社であり、日本全体の平安と繁栄を祈る場とされています。個人の運勢を占う「おみくじ」という行為は、この広い視点の信仰の性質にそぐわないと考えられています。

2. 神意を直接伺う姿勢

伊勢神宮では、参拝者が直接神様に祈りを捧げ、その結果を神意として受け取ることを重視しています。おみくじのような形で運勢を具体的に示すのではなく、参拝そのものを通じて心を清め、神様の御心を感じることが目的とされています。

3. 伝統的な純粋さの維持

伊勢神宮は、日本の神道の中心として、非常に厳格な伝統を守り続けています。商業的な要素や観光的なサービスを極力排除し、純粋な信仰の場としての雰囲気を保つことが重要視されています。そのため、おみくじの設置も行われていないのです。

4. 他の神社との違い

おみくじは、他の神社では参拝者が日々の指針を得るための重要な役割を果たしていますが、伊勢神宮ではその必要がないとされています。伊勢神宮は日本の「心の故郷」とされ、多くの人がその場に立つだけで心を清め、元気をもらう場所と位置づけられています。

5.伊勢神宮への参拝自体が大吉であるという考え方

昔から「一生に一度は伊勢参り」と言われるほど、伊勢神宮への参拝は特別なものでした。遠い道のりを経てようやく辿り着くことができたこと自体が、すでに大きな喜びであり、幸運であると考えられていたため、あえておみくじを引く必要がないとされたのです。つまり、「伊勢神宮に来た人はみんな大吉」という考え方です。

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江戸時代に流行ったお伊勢参り:一生に一度はお伊勢さん

伊勢神宮におみくじがない理由は、「伊勢神宮の公式WEBサイト」にも以下のように書かれています。

伊勢神宮には昔から「おみくじ」はありませんでした。おみくじは日ごろからお参りできる身近な神社で引くものでした。また、「一生に一度」とあこがれたお伊勢参りは、大吉でないわけがありません。その為、おみくじも引く必要がなかったと考えられます。

引用元:伊勢神宮公式WEBサイト

実は、伊勢神宮は江戸時代に、めっちゃブームになったことがあるんです。「お伊勢参り」は、単なる神社への参拝にとどまらず、当時の社会、経済、文化に大きな影響を与えた、一大社会現象でした。

特に、数十年に一度、数百万人が参加する大規模なものが何度か起こり、当時の社会現象となりました。

では次は、歴史背景を知るために、当時のお伊勢参りの特徴について話します。

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お伊勢参りの特徴

庶民の娯楽・信仰の一大イベント

江戸時代、旅行は現代ほど容易ではありませんでしたが、お伊勢参りは庶民にとって一生に一度の夢であり、娯楽と信仰を兼ね備えた一大イベントでした。「一生に一度は伊勢参り」という言葉が広まるほど、多くの人々にとって特別な意味を持っていました。

「おかげ参り」と呼ばれる集団参詣

特に大規模なものは「おかげ参り」と呼ばれました。これは、日頃の行いが良いおかげで神様の力が働き、人々を伊勢へと誘うという信仰に基づいています。人々は自然発生的に集団をなし、伊勢を目指しました

身分を超えた参加

お伊勢参りには、老若男女、身分の上下を問わず、多くの人々が参加しました。奉公人が主人に無断で、子供が親に無断で参加することも珍しくなく、これを「抜け参り」と呼びました。これは、お伊勢参りがそれほど人々の心を惹きつける強い力を持っていたことを示しています。

経済・文化への影響

大勢の参拝客が伊勢に向かうことで、街道沿いの宿場町や伊勢周辺の地域は大いに賑わいました。物資の輸送や宿の提供、土産物の販売などが活発になり、経済効果をもたらしました。また、伊勢音頭などの民謡や、お伊勢参りを題材にした物語などが生まれ、文化面にも大きな影響を与えました。

「伊勢講」の存在

庶民は、普段から「伊勢講」と呼ばれる組織を作り、お金を積み立てていました。そして、毎年代表者を伊勢に送り、講の参加者全員の分のお祓いを受けて帰ってもらうというシステムがありました。これは、庶民がお伊勢参りを実現するための知恵でした。

御師の活躍

伊勢神宮の周辺には「御師(おんし)」と呼ばれる人々がいました。彼らは、参拝客の案内や宿泊の手配、祈祷などを行い、お伊勢参りをサポートする役割を担っていました。

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伊勢神宮周辺で「おみくじ」が引きたいと思ったら?

せっかく伊勢神宮に参拝したんだから、「おみくじを引きたい!と思う方も多いですよね。私も、おみくじが大好きなので、その気持は重々理解できます。なので、私がどうしてるかを話すと。

伊勢神宮周辺でおみくじが引きたいと思ったとき、私は「おかげ横丁」でおみくじを引いてます。伊勢神宮とセットで巡る有名観光地が、「おかげ横丁」ですね。

私の体感では、伊勢神宮参拝の前か後に「99%の人が訪れる」のがおかげ横丁ですね。おかげ横丁で食べ歩きなんて言葉があるくらい有名なスポットです。

おかげ横丁に「おみくじ」がある

おかげ横丁には、一般的な「おみくじ」があります。さらには、ちょっと変わり種の「苔みくじ」なんてのもあります。

さらには、私はしたことがないんですが、「おみくじ付きのATM」があるとの話を聞いたことがあります。大吉が出たら、なんかプレゼントがもらえるそうです。次行ったら、詳しくチェックしますね。

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伊勢神宮